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不動産業界はいい加減

こんにちは、ヒップホームです。
初めての投稿をします。
宜しくお願い致します。
 
私は不動産コンサルタントを約10年間しています。
仕事は資産家のオーナー様向けにセミナー講師をしています。
実績はエリアでも3年連続1位の成績を残しています。
 
資格は、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、FP、簿記、
相続に関する資格、など様々な資格を取得しました。
 
中でも不動産の国際資格であるCPMという資格があるんですけど、
それで不動産投資の知識を深く学ぶことができました。
 
不動産って分野がすごく広くて、
建物自体の知識や、法律、税務、投資知識など
覚えることがいっぱいです。
 
ただ、
 
私も初めから全部出来た訳ではありません。
 
私も当初は全く知識や経験がなく、全然成果が上がりませんでした。
 
お客様のためにと思って必死に動きました。
 
はい!頑張ります!
 
と掛け声だけはいいなお前
って感じだったと思います。
 
でも、
 
不動産業界ってまだまだ、びっくりするくらいアナログな世界です。
 
賃料査定なんかも、
 
今までの「経験」や「勘」で付けられていたりします。
・・・これってめっちゃ怖くないですか?
 
最近あったご相談されたお客様では
 
「不動産会社の人に相談したらこれだったら
家賃7.5万円はいけますよ!」
と言われたので、
期待してそこの会社に頼んだら、
 
 
 
全然決まらない。
 
 
 
 
1か月以上経っても連絡がこないので
心配で不動産会社に電話をしてみたら、
 
「問い合わせが全然なくて、案内も1件しか
いけてないんですよ」
 
なんて言われてしまったそうです。
挙句、いきなりちょっと値下げしてみましょう。
 
なんて言われて、
 
「本当に決まるの。。。。?」
と不安が募ったそうです。
 
 
みなさんもこんな経験があるのではないでしょうか?
 
最近ですとAIが家賃査定します!
という物もあるんですけど
 
無機質に抽出すると物件データがいっぱいあって、
結局全体の平均化した結果しか出ないから、
自分の手で絞込を行う必要があります。
 
話は戻しまして、
 
このお客様に私がまずは行ったことは
 
物件の情報を開示することです。
 
・需要と供給バランス
・周辺のライバル物件の賃料帯や設備
・その地域の平均収入や人口
などです。
 
その上で私は今の賃料が高すぎることを伝えました。
「以上のデータから相場は6.5万円前後です。」
 
でもお客様は
「ありがとうございます!」
 
と言ってくれました。
 
結果としては値下げになりましたが、
 
最初に尋ねた不動産会社と
私の提案では何が違っていたかというと、
 
オーナーに検討するための情報を全て開示して
共に考えていったからです。
 
何も情報を開示せず、
「決まらないから下げましょう」
では
いったいいくら値下げするの?
という
根拠も見えませんよね。
 
オーナー様も非常に納得していただけました。
そして結果的にはすぐに問い合わせが増えて
2週間ほどで成約に至りました。
 
そもそも不動産会社のあの根拠はなんだったのか。。。
今でも不思議です。
 
この他にも色々な相談を受ける度に
「あぁ、不動産業界って本当にいい加減だな」
って思います。
 
私はそんな経験から、
業界を少しでも良いものにしていきたい。
 
という思いで仕事をしています。
 
これからブログでも良い情報をお伝え出来るようにしていきますので
よろしくお願い致します!